scm4.cgi取扱説明書

とまての実験室

シンプル着メロサイトメーカー４のページ

シンプル着メロサイトメーカー４（scm4.cgi）の特徴

設置の方法＜設定とアップロード＞

圧縮ファイルのダウンロードと解凍

アップロードとパーミッションの変更

元ページデータファイルの作成方法

scm4.cgiのソースを一部書き換えることによる調整

１．シンプル着メロサイトメーカー４（scm4.cgi）の特徴

携帯用着メロサイトを作る際、アクセスしてきた携帯端末の種類に応じた表示を行うためのツールです。
そんなに高度な機能は持たせず、テキストデータのみのページと着メロがダウンロードできるページのみを作成すればよい場合に手軽にご利用いただけると思います。
データを変えたい場合は元ページデータファイルのみを変更すればどの端末についても繁栄されますので、メンテナンスが楽になります。

最低限のタグが使えればいいという発想で作っておりますので、タグは4種類しか使用できません。詳しくは、元ページデータファイルの作成方法をご覧下さい。

PCでアクセスした時のみ以下のクレジットが表示されますが、この部分は極力書き換えないでご利用されることをお願いします。

ここは携帯用サイトです。i-mode、J-sky、EzWeb(Wap2.0)、EzWeb(HDML)の4種類の端末に対して着メロダウンロードページを表示できるツール、scm4.cgiを利用しています。

２．設置の方法＜設定とアップロード＞

(1)　圧縮ファイルのダウンロードと解凍
　圧縮ファイルをダウンロードして解凍していただくと13個のファイルが入っています。

ダウンロードファイル一覧

scm4.cgi ………………CGI本体
jcode.pl ………………ライブラリ

.htaccess　……………アクセスコントロールファイル(解凍時はhtaccess.txtとなってますのでファイル名を変更して下さい。)

axcess.txt ……………データログファイル（中身が空のテキストファイルです）
k_top.html ……………トップページのサンプル
k_whatsnew.html　……新着情報ページのサンプル
k_melo1.html …………着メロダウンロードページのサンプル

E_beyer60.mmf　………着メロサンプル１―EzWeb(HDML用)
J_beyer60.mmf　………着メロサンプル１―J-sky用 EzWeb(WAP2.0用)
I_beyer60.mld　………着メロサンプル１―i-mode用
E_PsonataK545.mmf　…着メロサンプル２―EzWeb(HDML用)
J_PsonataK545.mmf　…着メロサンプル２―J-sky用 EzWeb(WAP2.0用)
I_PsonataK545.mld　…着メロサンプル２―i-mode用

上の13のファイルに加えてもう一つ、『EｚWebホームページを作ろう！』さまサイト内の

http://www.au.kddi.com/ezfactory/mm/dlcgi01.html

http://srekcah.org/jcode/

(2)　アップロードとパーミッションの変更

ファイル名	パーミッション
scm4.cgi	755
download.cgi	755
axcess.txt	666
その他のファイル	644

３．元ページデータファイルの作成方法

テキスト情報のページについては、タグの制限、タイトルの指定方法、
着メロダウンロードページに関しては着メロファイルの種類の指定行、着メロリストの表示方法のローカルルールをお守り下さい。
相対アドレスでLINKされているページ(http:を使わないリンク)は全てscm4.cgiを通じての表示になるように作って有りますので、その辺を意識してscm4.cgiを通して表示したいLINKは相対アドレスで、scm4.cgiを抜けてのLINKは絶対アドレスで指定します。

元ページデータファイルに使えるタグ(タグは全て小文字でお書き下さい！)

<a>～</a>
同一サイト内の元ページデータファイルにリンクする場合は、そのHTMLからの相対アドレスで指定してします。元ページデータファイル同士はブラウザでCGIを通すことなくLINKのテストを行うことが出来ます。
<br>
改行タグ
<center>～</center>
センタリングタグ
<font>～</font> 文字色指定用のタグ

この決まりを守っていただければ、もちろん着メロ無しのページも作れます。

ページタイトルは次のようなコメント文として記述します。

<!-title"着メロのページ"-->

着メロファイルのデータ記述部分

着メロファイル形式

そのページからダウンロードする着メロのファイル形式を以下のようなコメント分で一括して指定します。 (１ページに載せる着メロファイルは全て同じ形式に揃える必要があります！！)
<!-Dtype"データタイプ,MIMEタイプ"-->

拡張子	データ形式	用途	データタイプ	MIMEタイプ
.mmf	SMAF（４和音）	着信メロディ等*メロディー	dev4anm	application/x-smaf
.mmf	SMAF(16和音)	着信メロディ等*メロディー	devmfan	application/x-smaf
.mmf	SMAF（40和音）	着信メロディ等*メロディー	devm39z	application/x-smaf

例) <!-Dtype"devmfan,application/x-smaf"-->

着メロリスト部分

１行辺り4項目のカンマ区切りのCSV形式で、左から順に以下の項目を指定します。着メロリストは必ずページ下部に列挙し、着メロリストの下に他の文書を書くことは出来ません(HDMLのchoiceを使用するため)。

<!-DNLD-->曲名ラベル

パス/曲名ファイルの*部分

J_sky用着メロファイル(チェックサム無しJ_*.mmf)のサイズ

Ez(HDML)用の着メロファイル(チェックサム有りE_*.mmf)のサイズ

例)バイエル60番に、各携帯用に、I_beyer60.mld(i-mode用),J_beyer60.mmf(J-sky、EzWeb用、チェックサム無し 736バイト),E_beyer60.mmf(EzWeb用チェックサム有り 738バイト)の3つのファイルを準備した場合、
<!-DNLD-->バイエル60番,beyer60,736,738<br>

ダウンロードページと別のディレクトリに着メロが置かれている場合、例えば着メロダウンロードページの元ページデータファイルの下のmelodyというディレクトリに置かれている場合は、以下の用に書くことも出来ます。
<!-DNLD-->バイエル60番,melody/beyer60,736,738<br>
ただし、3種類の着メロ(ここでは、I_beyel60.mld、 J_beyel60.mmf、E_beyel60.mmf のこと)は全て一緒のディレクトリに置く必要が有ります。

着メロページの元ページデータファイル　例)

<!-title"着メロサイトDEMO"-->
<a href="k_top.html">[TOP]</a><br>
<font color="red">****************</font><br>
<font color="blue">
一応、４種類の携帯電話に対応しているハズなのです。<br>
</font>
<font color="red">****************</font><br>
<!-Dtype"devmfan,application/x-smaf"-->
<!-DNLD-->♪バイエル60番,../melody/beyer60,736,738<br>
<!-DNLD-->♪ピアノソナタK545(モーツアルト),../melody/PsonataK545,1790,1792<br>

上記の例でダウンロードする曲のデータは、次の2曲(×３種類=６ファイル)を想定しています。

曲名	i-mode用ファイル名	J-skyとEzWeb(WAP2.0)用ファイル名	EzWeb(HDML)用チェックサム付きファイル名
バイエル60番	I_beyel60.mld	J_beyel60.mmf(736byte) 　devmfan(data type) 　x-smaf(MIME type)	E_beyel60.mmf(738byte) 　devmfan(data type) 　x-smaf(MIME type)
ピアノソナタK545(モーツァルト)	I_PsonataK545.mld	J_PsonataK545.mmf(1790byte) 　devmfan(data type) 　x-smaf(MIME type)	E_PsonataK545.mmf(1792byte) 　devmfan(data type) 　x-smaf(MIME type)

テキストデータとサイト内リンクのみの場合の元ページデータファイル　例)

<!-title"着メロサイトDEMO"-->
<center><font color="red">************</font></center>
<font color="blue">携帯着メロサイトメイカー DEMO</font><br>
<center><font color="red">************</font></center>
</font>
LINKとテキストのみのページはこんな感じで表示されます。
<br><br>
<a href="k_melo1.html">◆着メロページへのLINK</a><br>
<a href="k_setumei.html">◆４種類の携帯対応の着メロサイトを作るツールのご案内</a>
<br>
<center><font color="cyan">★★★★★★</font></center>
PC版サイト『とまての実験室』にてフリーウエアとして本CGI配布中です<br>
http://www3.kcn.ne.jp/~tomate/<br><br>

管理人メールアドレス<br>
tomate1@an et.ne.jp

４．scm4.cgiのソースを一部書き換えることによる調整

scm4.cgiの調整項目

#############################################################
# jcode.plを組み込む必要があります。PATHは、設置の環境により指定します。
$jcode_path='jcode.pl';

# ファイル名関連
$me="scm4.cgi";                # このCGIのファイル名(ファイル名を変えたときはここも書き換える必要有り)
$top_page="k_top.html";# ページを指定していない場合のデフォルトの元ページデータファイル名(通常サイトのトップページをscm4.cgiからの相対アドレスで)
$download_cgi="download.cgi"; # ダウンロードCGIのファイル名(scm4.cgiからの相対アドレスで)

# ページタイトルのデフォルト
$title="NonTitle";

# アクセスログ関連
$axcess_log=1;               # アクセスログを採るか採らないか　1:採る 0:採らない
$axcess_max=100;             # アクセスログ保存数
$axelog='axcess.txt';        # アクセスログファイルの指定(scm4.cgiからの相対アドレスで)
#############################################################

$jcode_path='jcode.pl';
jcode.plのパスをお使いの環境に合わせて変更してください。
ファイル名関連
$meはscm4.cgiからscm4.cgiを呼び出すための物ですので、ファイル名を変えない限りはこのままお使いください。
$top_pageは、引数無しでscm4.cgiを呼び出した時に一番最初に表示されるページの元ページデータファイル名です。通常TOPページ(INDEXページ)のファイルになるでしょう。このCGIからの相対パスで指定します。
$donload_cgiダウンロードCGIへのパス。このCGIからの相対パスで指定します。
アクセスログ関連
$axcess_logは、アクセスログを採るか採らないかの指定です。アクセスログを保存したい場合は1、不要な場合は0を指定します。
$axcess_maxは、アクセスログを何回分保存するかを指定します。多すぎるとアクセスが遅くなりますので、20以上200以下くらいが良いと思います。
$axelogは、アクセスログを保存するファイル名です。パスやファイル名をサンプルと変更する場合はここを書き換えてください。CGIからの相対パスで指定します。

本ツールに関しまして、ご意見ご感想、是非追加したい機能などがございましたら、BBS及びメールでご連絡下さいませ。ありがたく考慮させていただきます。本ページトップに作者のサイトへのLINKがあります。

2003.10.18